■日当たりが良く風通しの良い場所で育てよう
セダン草を育てる際は、日当たりと風通しに気を遣いましょう。基本的には日当たりの良い場所に置いて栽培してあげるのがベストですが、夏は西日で葉焼けを起こしてしまう可能性があるため、常時炎天下に置いておくようなことは避け、半日影に置いておくことをおすすめします。
また、セダン草は寒さに弱いことから、冬場は基本的に室内で栽培するようにしてください。日頃大きなプランターなどで栽培していると、室内に入れることができず冬を越せないというようなケースも出てきますから、どうやって越冬するかということを考えて植えていくことも大切です。
強い日差しと寒さに気を付け、湿気のこもらない、風通しが良い場所で栽培するのが、セダン草を上手に育てていくためのコツになります。
■水やりのしすぎに注意
セダン草はあまり水やりをし過ぎてしまうと根腐れを起こしてしまうので、注意が必要です。水やりは葉に張りが無くなったと感じるくらいになってから行うのがベストですから、覚えておきましょう。植えている土が乾くまで水は与えず、与えるときはたっぷり与えるという、メリハリのある水やりの仕方をするのが大切で、常に土が湿っているといった状態にはしないよう気を付けてください。できるだけ水はけのよい土を利用するようにするのもポイントです。セダン草は多肉植物ですが、多肉植物用の土は意外と水はけが悪く、セダン草に利用すると根腐れを起こしやすいため、野菜や花用の水はけのよい土を利用することをおすすめします。肥料は市販の液肥を月1回ほど薄めてあげれば十分です。