様々な健康効果を持つ、食べられる多肉植物であるセダン草ですが、その原産国はブラジルです。南米原産の植物だけあって、気候が異なる日本において、適切な育成方法には幾つか注意が必要になってきます。
・セダン草に夏場の陽射しはNG!?
意外な事に、セダン草は夏場の直射日光に長時間当ててしまうと弱ってしまいます。
一般的なイメージでは夏の日差しにイキイキとするのが植物ですが、多肉植物の中には直射日光に弱いタイプが少なからず存在しています。
そうした多肉植物を、弱っているからとより日に当てたり、水を与えすぎたりすると逆効果、枯れる原因になってしまいます。
夏場、日向に置く時は透ける程薄い生地の布などで陰を作り遮光してあげましょう。
およそ~50%ほどの遮光が適切だと言われています。
・蒸れた暑さは大ダメージ!風通しを意識する
セダン草が夏枯れしてしまうさらなる原因が、湿度の高さと風通しの悪さです。
これもまた多肉植物が枯れる共通原因であり、水はけの悪い土でグチョグチョの状態になってしまうと、根が蒸れて腐ってしまいます。
セダン草を含む、ベンケイソウ科の植物に適した土は「水はけのよさ」と「保水力」を両立する、粒が細かすぎない土になります。
サラサラとした目の粒の細かい土ではない、ゴロゴロと小石のような土でも無い、その中間を探してみてください。
・冬には寒さ対策を!
当然ながら、冬の寒さはブラジルと日本とでは大きく気温差があります。
プランター栽培ならば屋内に、畑や庭に植えた場合は、霜よけ・凍結対策や冬の間だけプランターに移してあげましょう。
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