■入浴で紫外線対策?!
40歳以降はさまざまな肌トラブルが出てくる年齢で、シミもその一つです。
それまで浴び続けてきた紫外線の影響が肌表面にあらわれてくるのが40歳くらいだからです。
そんな紫外線対策には日焼け止めクリームを塗るというのが一般的ですが、入浴方法を変えるだけでも対策できるのをご存じでしょうか。
血行が良くなる入浴は、健康にも肌にも良いのです。
体を温めることで、肌を保護してくれるたんぱく質が増えることが分かっています。
■美肌を作る入浴のしかた
美肌効果のある入浴方法は簡単です。
まずは40℃~42℃の温度でお湯を張り、床や壁も熱いシャワーをかけて温めておきます。
心臓から遠い足からかけ湯をしていき、同じく足から浴槽に浸かります。
お湯の温度が40℃なら20分、41℃なら15分、42℃なら10分浸かりましょう。
お風呂から上がったら、体温が下がらないように、手早く体の水分をしっかりふき取って服を着ます。
その後、常温か温かい飲み物で水分補給をしてから、10~15分ほど体を保温し続けます。
夏はエアコンの使用を控えましょう。
この入浴法を週に2回続けると、良い状態をキープできます。
■入浴が紫外線対策となるメカニズム
このように体温を上げると、体内でHSP(ヒート・ショック・プロテイン)と呼ばれる熱ショックたんぱく質を増やすことができます。
HSPは皮ふにも存在し、美肌のもととなるたんぱく質を取り囲んで,紫外線ダメージから守ってくれます。
肌トラブルの多くは紫外線によるダメージが原因なので、HSPを増やすことはとても有益なことといえるのです。
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